まんがを描いてみたいけど、なんだか難しそう…ってピヨってるコ、いるかな? まんがを描く一歩をふみ出せる、ちょっとしたコツを教えるよ♪ 「わたしは読む専門!」ってコも、知っていると、まんがをより面白く読めちゃうこと間違いなし! このふたりのおしゃべりに、5分だけつきあってみて♪

みっく
おえかきが大好きな小学生で、
愛読書はもちろん「ちゃお」♡

ペンぴよ
まんがが大好きなふわふわの小鳥。インクの染みた
羽根と尾がチャームポイント。
文字にしない音声を表そう!
下の絵は音にあふれたライブ会場。セリフや文字がなくても、音や声の漫符で、盛り上がる様子が伝わってくるね!


ペンぴよ~今日も4コマまんが描いたから↓見てー♪


みっくちゃん、今日はテーマがすぐ決まったよ。注目は「曲」ってセリフ!

そう、スマホの動画で曲をきいているのに、音が絵から感じられないな~って、みっくも思ってたんだ。

でも、歌詞を文字にして描き入れるのも変だなと思っちゃって。

そうだね。文字で読ませるほどではない音や声ってあるもんね。今回は音や声を表す漫符を教えるよ!

~大きな音が鳴る様子:まっすぐな線を扇状に入れる~
1)テレビやラジオ、楽器など、音が鳴るもののまわりにつける。
2)クラクションなど、ある方向にだけひびく音や声は、音声を届けたい相手に向かって線を入れる。
3)声を出している人のまわりにつける。応援などの様子にも◎!

4)ギザギザの線で、うるさく感じる音の表現となる。
5)人の体に沿わせるような縦線。強い気持ちをこめて出す大きな声を表す。
6)会話していたり、盛り上がっている様子。2人以上の人のまわりにつけることが多い。

いろんな表現があっておもしろーい♥ 説明6)の絵で、カーブを描いた線が1重なのと2重なのとではどうちがうのかな?

そこまで大きなちがいはないよ。でも、ペンぴよ的には、カーブが2重になった線の方が会話がはずんでいるように感じるかな。


ほかにも、上の絵↑みたいになみなみ~とした線と音符で、音楽を表したりできるよ。


説明1)の漫符も上の絵↑みたいに、短くして3本だけにすると、音声じゃなくて何かに気づいた様子に変わるんだ。

う~ん、思い返せば、どれもまんがを読む時に目にしてた!

まんがをよく読む子は、赤ちゃんが自然と言葉を覚えていくみたいに、漫符を肌で感じて身につけていっているのかもしれないね。

では! さっきの4コマを音や声の漫符を使って描き直してみるね。
【Before】

↓↓↓↓↓
【After】


いいねいいね♥ でも…授業中に堂々と動画を見るなんて、ちょっとドイヒーじゃない?

いけな~い! イヤホン描くの忘れてた★

いや、イヤホンつけてもダメだってばw
おまけのぷちテクニック♡

まんが/ハラミユウキ