5分でわかる まんがぷちテク塾/vol.11 あたたかい様子を表す漫符

まんがを描いてみたいけど、なんだか難しそう…ってピヨってるコ、いるかな? まんがを描く一歩をふみ出せる、ちょっとしたコツを教えるよ♪ 「わたしは読む専門!」ってコも、知っていると、まんがをより面白く読めちゃうこと間違いなし! このふたりのおしゃべりに、5分だけつきあってみて♪

みっく
おえかきが大好きな小学生で、
愛読書はもちろん「ちゃお」♡


ペンぴよ

まんがが大好きなふわふわの小鳥。インクの染みた
羽根と尾がチャームポイント。


 

アツアツほかほか、湯気や蒸気の記号!

ペンぴよとみっくちゃん、温泉に来ているのかな? ほかほかあったかそうな雰囲気なのは、周りにあるいろんな漫符のおかげ!

みっくちゃんの今日のまんが↓は、ほっこりいい話系だね!

家族のやりとりをテーマに描いてみたよ。うちも門限厳しいんだ~。早く大人になって夜遊びってものをしてみたいよ♪

ペンぴよは夜遊びにはつきあえないな~

あ! 鳥は夜は目が見えないもんね。ペンぴよが一緒じゃないなら、やっぱりみっくも、夜遊びなんてしなくていいいや。

そうそう、早寝早起きが一番♪ さてと、このハートウォーミングな4コマに加えるべき漫符とすれば…やっぱりあたたかさを表す漫符でしょ!

1)勢いよく湯気がふき出している感じ。ふっとうしているものにつけると分かりやすい。

2)ふっとうほどではないけれど、あたたかな湯気。

3)2に比べると、少し水分が多めなあたたかい湯気。水分が干上がるような表現としても使える。

4)水分よりはあたたかい空気に重きを置く表現。

説明4)の絵の、もくもくの中を黒っぽくすると↓、焦げた雰囲気も表せるよ。

おおー! 色を加えただけなのに! おもしろいね★

だよねー。分かりやすいようにモノで説明したけれど、人物のまわりにつけてもOK

左)怒った顔の上につけると、怒りで頭がふっとうしている風に表せる。

右)赤らめた顔のまわりにつけると、血がのぼって顔が熱くなっている様子に。

本当だー! 気持ちがぐっと伝わるね!!

それじゃあみっくちゃん、さっきの4コマをもっとほっかほかに描き直してみて♥

【Before】

↓↓↓↓↓

【After】

言うことない~♪ 2コマ目なんて感心しちゃった!  ママに怒られたあと、カーッと気持ちが熱くなって、頭からもやもや湯気が出るーーなんて、まさに今回の漫符を使いこなしてるって感じ☆ 教えがいあって、いつもながらに心がほっかほかだよ♥

ペンぴよがいつもほめてくれるから、みっくのハートもいつもあたたまってるよ♥

おまけのぷちテクニック♡

3の漫符のタッチを変えると、あたたかみでなくイライラや怒りの表現の漫符にもなるよ。漫符表現は無限大!!

まんが/ハラミユウキ

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