
けえさん

『けえ【島育ち】』のYouTubeチャンネルを作った人。
佐渡ヶ島で生まれ育ち、地元をこよなく愛するさわやかボーイ。
こうたさん

けえさんの実の弟で、いっしょにチャンネルを運営中。
佐渡ヶ島非公式キャラ〝がしまくん〟の中の人でもあるよ。
まずはふたりの性格をひとことで教えて!

けえ:「平均値」って感じかも。YouTuberのクセに、意外と地味で平凡なんです(笑)。
ただ目立つのは結構好き。小学校のときは発表会で主役をやったりするタイプだったよ。
こうた:「ギリギリまでやらない派」です(笑)。
かなりマイペースで、兄には「いい意味でニブい」って言われるよ(笑)
――得意技と弱点は?
けえ:得意なのは「ガマン」! マラソンとかサウナとか、がまんしなきゃいけないものにめっぽう強いんだ。気合でどうにかなる(笑)!
こうた:弱点は「あがり症」って部分。目立ちたがり屋なのに、みんなの前に出るのはちょっと恥ずかしい。だから動画配信者になったのかも。
――小学生の頃はどんな子供だった?
けえ:小さいころはまんが家になりたくて、お昼休みや放課後、ずっとまんがを描いていたよ。内容はバトルまんが! 描いては、先生とかクラスのみんなに読んでもらっていたな~。
こうた:スポーツが好きで、兄と同じ空手を習っていたよ。
――ちゃおっ娘(ちゃお読者)になんて呼ばれたいですか?
けえ:けえくんって呼んでほしいな!
こうた:こうたくんがうれしいかも。

――動画クリエイターを目指したキッカケは?
けえ:コロナ禍の最中に大学生になって、おうち時間が増えたときにふと「動画を作ってみようかな」って思ったのがきっかけだよ。地元を出て千葉の大学に入学してから、「佐渡ヶ島出身なんだ!」って言うと、みんながすごく興味を持ってくれて。地元の佐渡ヶ島のことを動画にしたら、すごくおもしろいんじゃないかって思ったんだ。
今思えば動画以外のものを作ってもよかった気もするけど、小学生のときからYouTubeが大好きだったし、自然と動画を作り始めました。
こうた:兄がYouTubeを始めて、それを手伝うようになったのがきっかけだよ。
――弟さんと一緒に動画を撮るようになったのはなんで?
けえ:弟とはよく相談事をする仲で、YouTubeを初めてすぐのころから「どんな動画にしたらいいと思う?」「次のネタってこんなのどう?」って相談していたんです。そのうち、ネタやセリフを一緒に作るようになって、気がついたら一緒にクリエイターとして活動していた…って感じなんだ(笑)。
こうた:最近は、作業を手分けしてやっているよ! お互いアイデアを出し合って、二人三脚で動画を作っているんだ。
――チャンネルが人気になったキッカケを教えてください!
けえ:2022年7月に上げたショート動画がバズったのがきっかけ。最初は軽いノリでアップしたからびっくりしました。それからショート動画もたくさん作るようになって、どんどん登録者さんが増えたよ。
――『けえ【島育ち】』チャンネルの強みってどこ?
こうた:めちゃめちゃ「低予算」なこと! 衣装や小道具など、何でも手作りでやっているんです。買うんじゃなくてあえて手作りにしているのは、そのほうが楽しさとか面白さが伝わるんじゃないかなって思ったから。それが、動画のいい個性になっている気がする!
――夢を叶えるために大事なのはどんなこと?
けえ:「コツコツ続けること」がいちばん大事な気がするな。昨日より1ミリでも前進すれば、ちゃんと成長しているからあきらめないのが重要。
それに、チャレンジしても続かなかったら結果って出てこないんだよね。結果はジワジワ後から出てくるものだから、最初は手ごたえがなくても続けてみてね!

――好きなことを続ける秘訣を教えて!
けえ:その「好き」を誰に届けたいのかって考えてみるといいかも!
どんなに好きなことでも、自分のためだけに続けようとするとどこかで辛くなったり、元気が出なくなったりすることがあるよ。でも届けたい誰かのことを思うと、パワーが湧いてくるんだ。
こうた:僕の場合は、動画を届けたい視聴者さんを思い浮かべて、「観てくれているみんなのためにがんばるぞ!」って気合を入れています。
撮影/黒石あみ 取材/衛藤理絵