人気メインダンサー&バックボーカルグループ・超特急のメンバーで、俳優としても大活躍中の柏木悠(かしわぎ・はる)くんが、ちゃお5月号に初登場してくれたよ。ちゃおプラスでは、悠くんが単独初主演を務めるドラマ『ゴーストヤンキー』のお話をたっぷり聞いてきたよ!
「やりたくないこと」をやってみることで意外な楽しみが見つかると思う!
――ドラマ『ゴーストヤンキー』の主演が決まったときは、どんな気持ちだった?
悠くん: 単独初主演ということで、うれしい気持ちが大きかったけど、同時にプレッシャーも感じていました。でも、家族に「決まったよ」という報告をしたら、とても喜んでくれたので、プレッシャーに負けずに頑張ろうって思いました。
――今回の役柄・トゲルを演じるときに気をつけたことはある?
悠くん:トゲルは高校3年生で僕の年齢とも近く、自然に演じたかったので、あえて役作りはしないようにしました。ドラマの中には”昭和の時代“のことが出てくるんですけど、それも下調べをあまりせずに、なるべくトゲルの感覚に近いまま、演じるようにしました。
――撮影現場はどんな雰囲気だった?
悠くん:スタッフさんも共演者の方々も、みんな本当に優しくて、すごく楽しい現場でした! 朝から「今日も頑張ろうね!」って声をかけてくれて、毎日、気が引きしまりましたね。順平役の小坂涼太郎くんがずっとボケ続けてくれたので、みんなでそれをツッコんで、盛り上がってました(笑)
――トゲルは陸上で夢を追いかけていましたが、悠くんが小さい頃に夢中になっていたことは?
悠くん:小さい頃は…本当にわんぱく少年そのもの(笑)。とにかく、遊ぶのが大好きだったなぁ。ウルトラマンにハマっていたから、「将来はウルトラマンになる!」ってよく言ってましたね。
――何か選択をしたり、決めないといけないときに、悠くんが大切にしていることってある?
悠くん:僕は「やりたくないことをやってみる」のが大事だと思っていて、そうすると意外と楽しかったりするんですよ。実は、最初僕はダンスも演技も「絶対やりたい」と思って始めたわけではなかったんです。でも、この世界に入ったら、全部が楽しいという気持ちに変わって、やりがいを感じるようになりました。まずは、否定的にとらえずに、やってみることが大事だと思う! そこから夢が見つかったりすることもあると思うので。
――“演じる”楽しさって、どんなこと?
悠くん:俳優をやっていると、自分の人生では経験できないことが、演技を通して経験できるんです。それによって、たくさんの価値観を学べることはすごく楽しいです。役柄の気持ちを理解することで、僕も成長しているんだと思います。
――ちゃおっ娘にドラマの観どころを教えて!
悠くん:迫力があるアクションシーンがたくさんあるので、注目してほしいです。友情の話でもあるし、ちょっと笑えるところもあるので、ちゃおっ娘のみんなも楽しんでもらえると思うから、ぜひ観てくださいね!
撮影/大靏 円(昭和基地) スタイリスト/Shinya Tokita ヘア&メイク/佐鳥麻子 取材・文/小山恵子