超ビッグな賞金と賞品、デビューへの登竜門として小学館が総力をあげて募集する「新人コミック大賞」。第98回目の少女部門では佳作2作品が決定いたしました。期待の新人漫画家さんたちの作品、ぜひチェックしてみてね!

審査員の先生方(あいうえお順)
池山田剛先生、川上ちひろ先生、かわだ志乃先生、小玉ユキ先生
ちゃおのデビューはコチラ!


『浄花の姫と不死の王』
この冬璃
あらすじ:浄化の力を持つ王女・アーリアは、化け物と恐れられる魔国の王・ダリルに攫われてしまう。しかし、孤独に生きる不死の王の優しさに触れ、ふたりの運命は大きく動き出す。
審査員コメント:絵が綺麗で姫も王も切なく美しく、読み応えがありました。2人の心の交流がとても丁寧でしたが描きたいテーマに対してページが足りず、見せ場のラストが駆け足になってしまったのが惜しく思いました。(池山田剛)
綺麗な絵柄で、細部まで丁寧に描かれています。終盤の見せ場はドラマチックでしたが、導入は言葉での説明が多く、魔国の恐ろしさが絵で伝わりにくかったです。魔王のギャップも、序盤ではなくもう少し後が良いなと思います。(川上ちひろ)
絵が丁寧で、ペン入れが好印象でした。設定が読切には細かく説明
不足な所もあったので、ファンタジーならテーマを絞ると読みやすいです。主人公の一人称が特別なら、モノローグではなく一度セリフにすると分かりやすいです。(かわだ志乃)
綺麗な絵柄で画面構成やコマ割も上手く読みやすかったです。設定も説得力があり、コミカルとシリアスの配分の良さでダリルの性格のギャップもよく伝わりました。ラストのお茶する場面は、もう少しゆったり余韻が欲しかったです。(小玉ユキ)

『きっとNOT推し』
未来浪漫 福岡県
あらすじ:アイドルであるMAOにガチ恋の陽菜。そんな彼女が出会ったのは、MAOの双子の弟・直央だった。推しとして始まったはずの関係は、やがて本物の恋へと変わっていく。
審査員コメント:女の子が素直で魅力的で、男の子もおとなしいけど魅力に溢れていて、2人が惹かれていく流れにとても説得力がありました。コマ割りもページ配分もバランスが良く読みやすく、読後の多幸感と満足感が高いステキな作品でした。(池山田剛)
会話やモノローグがテンポ良く、登場人物みんな可愛かったです。双子設定だと分かってから、この後三角関係に…⁉︎ という期待をしてしまったので、そうなった時の主人公の葛藤や選択など、是非続きを読みたいと思いました。(川上ちひろ)
可愛く華やかな画面で、推し活から始まる恋とてもよかったです。冒頭でもう少しMAOくんを大きく見せると直央くんの素顔見えシーンが際立つと思います。2人のすれ違いや障害になる展開があると読み応えが増すと思います。(かわだ志乃)
設定の都合の良さなど最初は気になりましたが、主人公の素直さと、仲良くなる過程が丁寧なおかげでスムーズに読めました。大ゴマの表情も良い。双子の弟への感情、双子であることの隠し方も描けると説得力が増すと思います。(小玉ユキ)
