「ちゃおまんがスクール」2024年6月号の受賞作を掲載中!

まんが家になりたいみんなは、まんスクに集まれ~♪
まんスクで3スター賞に入選すればかならず担当がつくよ☆ デビューのチャンスを逃さないで!

『デンゲキレンアイ!』
桃木野サンダユー 23歳
絵:4点、ストーリー:3点、合計:7点

あらすじ:いたずらな雷神のせいで運命の男子に触れると感電する体質になった瑛空(えく)。男子と距離をとってきた瑛空だけど、運動会の種目で男子と手をつなぐことになり…!?

講評:元気いっぱいの楽しい作品! まっすぐ明るいヒロインが、応援したくなるキャラで好印象。雷神が出てきたり、ヒーローと障害物競走で突っ走ったり、見どころ満載なのも◎。ただしヤンキー風のヒーローはすこしちゃおっ娘が受け入れにくいかも。髪を下ろすとイケメンになるとか、ひと目でカッコいいと思えるシーンを考えて、キュン度アップをめざしましょう。勢いがあるぶん、キャラの気持ちの描き方がやや薄くなっているのも気になります。ヒロインが抱える悩みや問題に焦点を当てて、深みのあるドラマを描くことも意識してみてください!

:にぎやかな雰囲気の可愛らしい絵を描けていますね。コミカルな絵柄から女の子のパワフルな魅力が伝わってきます。電気のビリビリを描いた扉絵も女の子の特徴が伝わるすてきな工夫です! ただ、変形コマをたくさん使ったり、テキストの量が多かったりして、画面が読みにくくなっているのは少し残念。魅せたい要素が整理できていないと情報過多になりがちなので、このコマではこれを魅せると決める意識を持ちましょう。また押しのコマだけではなく、抜きのコマやページを作ることも大切です。構成に緩急をつけて読みやすい画面づくりをめざしてください!

1スター賞

『金曜日のエトワール』
遥めぞん 20歳
絵:3点、ストーリー:2点、合計:5点

講評:図書館に訪れるヒーローに話しかけられず悶々とするヒロインの切ない気持ちが伝わってきます。儚げな言葉選びもすてきですね。ただ、勇気を持って踏み出せないシーンが何度も続き、お話が前に進まない単調な印象を受けるのは少し残念。ヒロインの行動で変化していく気持ちや関係を描くのがドラマです。モノローグの自問自答では変化が起こらず、ドラマが始まりません。ヒーローに話しかけてから二人の気持ちがどのように動いていくのかを丁寧に描いてみてください!

:なまめかしい色気のある表情を描けています! 儚げな美しさを持った絵はとてもすてきなのですが、全体的に似たような表情で女の子を描いているのは少し残念。喜怒哀楽を表現するまんが力を磨いてください。トーンワークも暗めで怖いお話に見えてしまうので、少し明るめのキラキラトーンを使うといいかも。無機質な印象にならないように、背景のタッチを生き生きと描くことも大切です。ちゃおの作品を参考にして画面の作り方を研究しましょう!

みんなもドシドシ応募して、
アドバイスをもらっちゃお☆

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