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ちゃおに関するとっておきの最新情報をお届けするよ!

2022/06/13

【まんが家先生インタビュー♪】『ミモザに恋して♡』が大人気れんさい中☆和央明「あのころの私も、今のちゃおっ娘もみ〜んな笑ってほしい」

 

ちゃおデラックスで『ミモザに恋して♡』をれんさい中の和央明先生に、今までの作品のことや、子ども時代からまんが家になるまでなど、いろいろ聞いたよ。

 

 

『姫ギャル♥パラダイス』の主人公“姫子”は、あのころの和央なんです‼


 

今までヤンキーもの、ギャルもの、ファッションものなど、さまざまなジャンルをテーマにしてきた和央先生。作品やキャラクターについて聞いてみたよ。

 

 

【ちゃお編集部】

今までの作品で、思い入れがある作品はどれですか?

 

和央先生アイコン【和央明先生】

やっぱり『姫ギャル♥パラダイス』ですね。かわいいのが大好きで、とにかく描いていて楽しかったです。

実はバリバリにギャルだったのも影響しています。当時は、浜崎あゆみになりきっていました(笑)。

描く前から渋谷の「109」は好きでよく行っていましたが、『姫ギャル』を描くようになってからも、ギャル観察やファッションを参考にするためによく行っていましたね。

 

かわいいのを見つけると「これ欲しい! まんがに描こう」と思ったり、化粧品のマスカラが出ない時にも、ギャル友に「お湯につけたら出る」って聞いてやってみたことをネタにしたり、あとみんな「安い安い!」って食パンを持ってたことなんかも、ネタにしてました。

だから『姫ギャル』は、和央の日記みたいなものなんです(笑)。

 

姫ギャルズパラダイス

『姫ギャル♥パラダイス』1巻表紙。ギャルばかりの高校に通う、地味な女子校生の立川姫子。美神とちおとめと出会って姫ギャルに変身!? 全7巻。

 

姫ギャルズパラダイスの食パンエピソード

食パンでカロリーも食費もおさえる! ギャルは節約上手なのだ。『姫ギャル♥パラダイス』7巻48・49ページ。

 

 

 

【ちゃお編集部】

『姫ギャル♥パラダイス』では、主人公の“姫子”が、“とちおとめ”のアドバイスで、どんどんおしゃれになっていきますが、おしゃれはもともと好きだったんですか?

 

和央先生アイコン【和央明先生】

和央は、高校生まで『姫ギャル』の主人公“姫子”みたいに、自分に自信が持てない子でした。

「私なんて……」と思春期独特の暗い感じになっちゃって。

黒髪は当たり前だったし、帽子を深くかぶって、下ばかり向いているような子で、おしゃれすることもなかったんです。

 

だから『姫ギャル』の中では、あのころの私がこんなことを言われていれば、もっと明るく過ごせたんじゃないかなぁ〜と思った言葉や、友だちや親族に言われて胸にささった言葉を “とちおとめ”に言わせています。

「『できない』って言っていると、本当にできなくなるよ」とかね。

私みたいに、“自信がなく過ごしてるちゃおっ娘へのエール”になっていればいいな……って思っていました。

 

姫ギャルズパラダイスの姫子エピソード

姫子がとちおとめの言葉で変わるきっかけをつかむ‼『姫ギャル♥パラダイス』1巻16・17ページ。

 

 

 

まんがのネタ元は日常とテレビ! でも『SLAM DUNK』の影響が大きいかも!?


 

いろんなジャンルの作品やキャラクターを生み出してきた和央先生は、どんな風に作品のテーマやキャラクター像を考えているのかな? れんさい中の作品『ミモザに恋して♡』の誕生秘話も聞いてみたよ。

 

 

【ちゃお編集部】

作品のテーマは、どうやって決めているんですか?

 

和央先生アイコン【和央明先生】

デビュー作の『特攻サヤカ』シリーズは、編集担当さんからヤンキーまんがをたくさん送ってもらって描いた作品です。

高校生までは学校でそんなに目立つ存在でもなかったので、ヤンキーのことは全然分からなかったし、ヤンキーにからまれて怖い思いもしたことがあったので、「なんで私がヤンキーもの?」と思ったんですけど(苦笑)。

でも、いざ描いてみると、たくさんのちゃおっ娘に読んでもらえて、うれしかったですね!

 

それからは担当さんに、私がギャルでかわいいのが好きなこととか、ファッションが好きなことを知ってもらって、そういうテーマで描いてみるように提案されて描いていました。

まんがのテーマは基本的に、好きなものとか興味のあることなど、編集担当さんと話し合いながら決めることが多いですね。

 

エンターテイメントも大好きで、今はBTSにはまっています♪ BTS好きが影響して、今れんさい中の『ミモザに恋して♡』ができました。

この作品は、久しぶりに自分発信で「描きたい!」と思って提案したんです。もしかしたら男子キャラにBTSメンバーの要素が入っているかも(笑)。

 

特攻さやか夜露死苦

初れんさい作『特攻サヤカ☆夜露死苦』。『特攻サヤカ』シリーズは、『特攻サヤカ☆愛羅武勇』『特攻サヤカ☆仏恥義理』『特攻サヤカ☆天下無敵』と続き、全4巻。

 

 

 

【ちゃお編集部】

テーマが決まった後、キャラクターやストーリーは、どうやって決めていますか?

 

和央先生アイコン【和央明先生】

キャラクターは、基本的にドラえもんスタイルですね。

『姫ギャル』だったら、“姫子”が“のび太くん”で、“とちおとめ”が“ドラえもん”で……と、キャラクターを決めていきます。

このキャラ決めのやり方は、デビュー当時の編集担当さんに教えてもらったんです。ドラえもんスタイルって言い方、まんが家の中でも使うの和央ぐらいなのかな!?(笑)

 

お話はいつも、「何を言われたら、うれしいかなぁ〜」って思いながら描いています。

れんさい中の『ミモザに恋して♡』では、主人公の“ミモザ”がモテモテでハーレム状態なんですけど、そういうのって現実的にはちょっとムカつくじゃないですか(苦笑)。

それを客観的に見ながら、どうすればちゃおっ娘が楽しんで共感してくれるかを考えて、キャラクターを動かしてますね。

 

ミモザに恋してのミモザがモテモテのシーン

『ミモザに恋して♡』2話30・31ページ。ミモザの素直さに2人の気持ちが動く!

 

 

 

【ちゃお編集部】

和央先生の作品は、ハイテンションさが際立っていますが、そういうシーンはどうやって考えているんですか?

 

和央先生アイコン【和央明先生】

えっ、和央の作品、そんなにハイテンションですか? 普通ですよ、普通(苦笑)。

毎日の生活でおもしろかったこととか、テレビで見てツボったこととかがネタ元ですし。プライベートでは、ちょっと重いストーリーが好きだったりもするんです。

 

でも、小学生のころに『SLAM DUNK(スラムダンク)』を読んで、家族みんなではまっちゃって! 流川楓(るかわかえで:主人公のライバル)がめっちゃ好きで、それだけをずっと読んできたのが影響しているかも(苦笑)。

アニメも高橋留美子先生の『らんま1/2』とか、藤子・F・不二雄先生の『エスパー魔美』とかを見ていたので、少年まんがの影響が大きいかもしれないですね。

 

 

 

デビューのきっかけは「持ちこみ」。まんがの基礎は、作品を描きながら覚えていきました!


 

子どものころの和央先生は、実はそんなに絵が得意じゃなかった!? 小学生のころの様子から、まんが家デビューまでの道のりも聞いてみたよ。

 

 

【ちゃお編集部】

子どものころは、どんな子でしたか?

 

和央先生アイコン【和央明先生】

小学生のころは、本当に普通だったと思います。防災訓練で消火器を見た時に「飛べる!」って思ったり……あれ、そんなこと思わないですか?

消火器のホースから出る白い気体(消火薬剤)の勢いを『ドラゴンボール』の筋斗雲みたいに感じて、「あれ、絶対飛べる。あの上に乗りたい」って。

 

とりあえずなんとなく絵は描いていましたが、小4ぐらいまでは人間を描けなくって……。

絵への苦手意識は、実は今も続いています。自画像をガイコツにしちゃっているのは、その苦手意識のせいかも!?

でも人間みんなガイコツはあるから、そもそもの姿っていえば、自画像でもおかしくないですよね(笑)。

 

ガイコツイラスト

『てぃんくる☆コレクション』4巻に収録された、和央先生のまんが講座。和央先生がガイコツ姿で登場!

 

 

 

【ちゃお編集部】

絵はどうやったら上手になれますか?

 

和央先生アイコン【和央明先生】

和央は、本当に絵が上手じゃないんですよぉ〜。でも運よく、まんが家になれて……。だからデビューしてからが、すごく大変でした。

編集担当さんから、いろんな作品を見せてもらって、「ぷっくり輪郭はこう描く」とか「髪の毛はギザギザ描くんじゃなくて、線を重ねる」とか、ひとつひとつ勉強していきました。

 

それに作品を描き始めたころは、まんがの基礎も知らなくって、1コマずつとか1ページずつ描いては仕上げていたんです。

本当は、全ページえんぴつで描いた後、全ページペン入れしてトーンを貼って仕上げていくのに……。

ページによって服の柄が違うってこともありました(苦笑)。

いろんな先生の作品を参考にして、描いては怒られたり恥をかいたりしながら、現場で覚えていった感じですね。

 

 

 

【ちゃお編集部】

まんが家になるために、どんなことをしましたか?

 

和央先生アイコン【和央明先生】

まんがを投稿し始めたのは、高校生ぐらいの時だったと思います。友だちが描いてたから、私も「描くぞ!」って感じで。

最初は賞金目当てだったところもありました。賞金2万円とか、高校生にとっては大きいじゃないですか‼ でも、そんな気持ちじゃ上手くいくわけないですよね。

当然のように落選していたんですけど、それが悔しくって……。少しずつ本気で描いていくようになりました。

 

デビューのきっかけになったのは、編集部に「持ちこみ」したことです。

コンクールとかに出して何か月待つとかしたくなかったし、目の前で評価してもらってダメならダメで別の道を考えようと思って。そしたら運よく『ちゃお』の編集さんと縁ができて、今に至るって感じです。

 

 

 

不器用な子ども時代を過ごした和央と同じようなちゃおっ娘の、初めの一歩を後おしできるといいな♪


 

ただ今、絶賛育児中の忙しいなかでも、まんがを描き続けている和央先生に、お子さんが産まれてからの変化や、今ちゃおっ娘に伝えたいことなども聞いてみたよ。

 

 

【ちゃお編集部】

お子さんが産まれてから、作品作りに変化はありましたか?

 

和央先生アイコン【和央明先生】

すごく変わりました。

子どもが産まれる前も、ちゃおっ娘のことを考えながら作品作りをしていたつもりでしたが、自分の子どもが成長して意思疎通ができるようになると、より子ども目線で物事を考えられるようになった気がしています。

娘が『プリキュア』とか見て喜んでいるのを見て、「そうか、こういうのが楽しいのか」って、リアルに感じられているからかもしれません。

 

 

 

【ちゃお編集部】

今、まんがを描く時に気をつけていることは何ですか?

 

和央先生アイコン【和央明先生】

とにかく絵を丁寧に描くことですね。

『特攻サヤカ』シリーズかられんさいをしているころは、毎月しめ切りに追われて、とにかく早く描くことが1番で、本当にただただ一生懸命に描いてただけでした。

今は2人の子どもの育児で大変ですが、『ミモザに恋して♡』は、デラックスでのれんさいで時間があるので、いろいろ調べながら描いていますね。

 

人が動いたらどんな姿になるのか、洋服にどんなしわがでるのか。

ネットで「走る 正面」とか「後ろ姿 男」とかで検索すると、たくさんの画像が出てくるので参考になります。今がものすごく便利な世の中で本当によかったです。

そうやっていろいろ調べていると、「男の人の首は、意外に太いんだ」とか体の特徴に改めて気づけて、あのころの自分を反省したりしています(苦笑)。

 

 

 

【ちゃお編集部】

ちゃおっ娘にメッセージをお願いします!

 

和央先生アイコン【和央明先生】

自分の学校生活が明るい方でなかったからか、学校の中で目立たない存在だったり、ちょっとみんなの輪に入れなかったりする子のために、まんがを描きたいって思ってるところがあります。

どんなに勉強やスポーツができなくても、誰でもいいところがあると思うんです。

 

時には、できないことは「できない」って素直に言って教えてもらう方が、自分も楽だし周りの人とも仲良くなれるはず。まんがの主人公だって、「できない」って言っている方がかわいいですよね。

 

私も不器用な子どもだったので、「できない」って言う初めの一歩がとても大きいのは分かります。自分のまんがが、その一歩を後おしできるといいな。

あのころの自分も、今のちゃおっ娘も、元気になってほしいし、「プププッ」って笑ってほしい。

今までの作品はもちろん、れんさい中の『ミモザに恋して♡』も、いろんなところで笑えるところがあると思うので、ぜひチェックしてくださいね。

 

 

 

 和央明先生プロフィール 

和央先生アイコン

5月1日生まれのおうし座。

血液型はB型。

愛知県出身。趣味は洋館めぐり!

<デビュー作>

『ハイカラ恋らんまん』

<おもな作品>

『おさわがセレブ♥さくらちゃん』

『だいすき!チェリー&Co』

『GAL★せんせーしょん』

『美女でナイト!』

『てぃんくる☆コレクション』

『姫ギャル♥パラダイス』

『特攻サヤカ☆夜露死苦』(『特攻サヤカ』シリーズ全4巻)

 

 

 

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