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トップ  >  現役学生小説家・鈴木るりかさんインタビュー!“私のちゃおっ娘時代” ( 2022/04/02 )

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ちゃおに関するとっておきの最新情報をお届けするよ!

2022/04/02

現役学生小説家・鈴木るりかさんインタビュー!“私のちゃおっ娘時代”

現役学生小説家・鈴木るりかさんは、元ちゃおっ娘! 小説家になったきっかけも「ちゃお」と関係があった!? 約10年前のちゃおっ娘時代の思い出や、最新小説「落花流水」のお話までたくさん聞いてみたよ☆

 

♡ちゃおについて聞いたよ♡

 

ーー鈴木さんがちゃおっ娘だったのはいつごろですか? そのころの思い出を教えてください!

鈴木るりかさん:

小学校低学年から卒業するころまで読んでいましたが、一番夢中になっていたのは、小3くらいでしょうか。当時はまんが家になりたくて、イラストを描くのが好きだったのですが、それも「ちゃお」の影響が大きくて。好きなキャラクターのイラストをまねしたり、「ちゃお」のまんがの最初の1ページを、コマやせりふもまるごと模写して描いたりしていました。クラスメイトで「ちゃお」を読んでいる人も多く、私と同じように絵を描くのが好きな友達といっしょに、自分のまんがを描いたり、「まんが賞に応募しよう!」という話をしていました。

その後「ちゃおまんがスクール」に投稿したことがあります。4コマまんがで、賞などはもらえなかったのですが、一番最後の「入賞まであと少し!」のところに、名前だけのりました。そのあと原稿といっしょに講評が返ってきて、そこに編集者の方がまんがの感想をすごくやさしく、ていねいに書いてくれていたんです。「自分で描いた作品を読んでもらって、感想が届くのはこんなにうれしいんだ!」という感覚を、そこで初めて知りました。この経験が、小説を書くことにもつながった気がします。

それで言うと、小説を書くもうひとつのきっかけも「ちゃお」と関係があります。

私は「12歳の文学賞」(小学館主催。2017年に終了)という子供向けの新人文学賞に応募して、それが小説家デビューにつながったのですが、賞に応募した理由は、大賞の副賞「図書カード 10万円」というのにひかれたからで。「これだけあれば、ちゃおが一生分買える!」と思ったんです。それで初めて400字づめ原稿用紙に小説を書きました。 だからもし「ちゃお」がなかったら、今こうして小説を書いていなかったかもしれません。

応募した作品が幸いにも大賞を受賞することができたので、副賞の図書カードで「ちゃお」や、「ちゃお」のコミックスを買った思い出があります。

 

ーーそのころ好きだった作品はなんですか? 好きなキャラクターは…?

 

鈴木るりかさん:

にしむらともこ先生の『極上!! めちゃモテ委員長』です。ちょうどファッションやヘアスタイルに興味を持ち始めたころなので、めちゃモテ委員長は憧れでした。よくヒロインの未海ちゃんのイラストをまねして、自由帳に描いていました。そのころ描いていた女の子は、ほぼ未海ちゃんでした。

また、「めちゃモテ」のまんがや記事に、未海ちゃんのおしゃれのテクニックがいろいろ出てくるのですが、その中の「歩き方のテクニック」はよく覚えています。「背筋は正して、頭の上から糸で引っ張られているような感覚で、足を一直線上に出して歩く」というもので、まねしてやってみたりしました。

好きなキャラクターはダントツで未海ちゃんですが、未海ちゃんが片思いしている男の子・東條潮くんは理想の男の子だと思います。その友達の西崎青くん、南雲波人くんも好きでしたね。

 

★★ちゃおコミでは描き下ろしまんが「極上!!めちゃモテ委員長」リターンズ編が読めちゃう!★★

 
 
ーー覚えているふろくはありますか?
 

 

鈴木るりかさん:

ラメ入りのペンです。イラストで使うと華やかになるので、重宝していました。この「ロリポップ ボールペン」や、「ちび☆デビ! ペンポーチ」も覚えています! ペン関係のものがけっこう好きだったのかも…?

 

 

 

♡小説について聞いたよ♡

 

ーーちゃおっ娘だった小学生のころに小説を書き始めたとのことですが、そのころと今で、小説に向かう気持ちに変化はありましたか?

鈴木るりかさん:

書き始めたころのほうが、怖いもの知らずでお気楽でしたね。今は経験を積んだ分、慎重になって、深く考えるようになりました。 一作書くごとに、慣れるどころか、臆病になる気がします。以前より、一語一語 にとても気を使うようになりました。「どういう表現をとろうか?」とか、「読者の人はどう受け取るだろうか?」とか。でも、これは小説にとっては悪いことではないと思います。

 

ーー14歳のときのデビュー作『さよなら、田中さん』は、小学生のころに書いた作品がもとになっていて、続編では主人公の花実が少しずつ成長しています。このお話は、花実が大人になるまでつづいていくのですか?

 

鈴木るりかさん:

できればそうしたいと思っています。『赤毛のアン』のように、主人公が成長して結婚して子供を産んで、今度はその子供を主人公にして…というふうにつづけていけたらいいなと思いますが…そこまで気力がつづくかな? 今後の努力次第ですね。

 

ーー現在発売中の最新作『落花流水』は、どんなふうに生まれたお話なのですか?

 

 

鈴木るりかさん:

私はデビューしてから、毎年1冊ずつ小説を書いているのですが、昨年は高校3年生になり、受験の準備をしなければなりませんでした。最初は編集者さんから「今年は小説は無理かもしれないけど、エッセイなら書けるかな? 受験生として感じたことをつづってみたら?」と いう提案があり、エッセイを書き始めたんです。でも、いくつか書いていくうちに「これは、小説にしたほうがおもしろいかも?」と思えてきて、結局小説になりました。

主人公は、地方都市で公立共学高校に通う高校3年生の女の子。具体的にどこの県とはっきり書いていないんですが、日本のどこかにありそうな、自然の豊かな町を舞台にしています。私とは違う環境で暮らす女の子ですが、だからこそいろいろ想像して、楽しんで書けました。

物語は主人公が高校3年の4月から6月までの話で、まさに昨年、私が書き始めたのも同時期でした。エッセイとして書いていたいくつかのエピソ ードも、小説に落とし込んでいます。そういうこともあって、これまで書いたものより一層色濃く「私」が入ってる小説だと思います。 私小説ということではなくて、受験に向かう孤独な気持ちとか将来に対する不安とかが出ている感じですね。

タイトルの『落花流水』は、漢字検定の勉強をしていた時に初めて知った言葉で、文字や情景がすごく綺麗だなと感じて、いつか小説で使ってみたいなと思っていました。「歳月は流れていく」という意味があります。何か大きな失敗や取り返しがつかないことをしてしまったあとでも、人生はつづいていく。そういう時、どうやっていったらいいのか…という今回の小説のテーマにもつながっていると思います。

ちゃおっ娘より少しお姉さんたちのお話ですが、受験はいつかみなさんも直面することだと思います。もし興味をもたれたら、ぜひ読んでみてください。

 

《鈴木るりかさん書籍紹介》

『落花流水』 鈴木るりか

定価/1,540円(税込) 発売/小学館

【あらすじ】

とある地方都市で暮らす、高校3年生の水咲(みさき)の夢は、5歳のころからあこがれる近所のお兄ちゃん・落合先生と結ばれること。そのために受験もがんばる決意をする水咲だけど、落合先生に衝撃的な出来事が起こり…!?

 

❤ちゃお5月号発売中!❤

ちゃお5月号には鈴木るりかさんのロングインタビューやこれまで執筆した小説ヒストリーも掲載されているよ!チェックしてみてね!

 

 

鈴木るりか

2003年、東京都生まれ。小学4年、5年、6年のとき、3年連続で「12歳の文学賞」大賞を受賞。2017年、14歳の誕生日に『さよなら、田中さん』でデビュー。12万部のベストセラーに。その後毎年1冊ずつ、小説を刊行。2月に発売した最新作『落花流水』がはやくも大反響。

 

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